【超初心者用】YAMAHA AG03MK2 Cubase12 そして Waves プラグインを使ってボーカル録音しよう

【超初心者用】YAMAHA AG03MK2 Cubase12 そして Waves プラグインを使ってボーカル録音しよう

 

 

 

 

YAMAHA AG03MK2、Cubase12 そして Waves プラグインを使ってボーカル録音しよう

 

こんにちは。しらかば堂です。

この記事では初めてボーカル録音をしてみたいとお考えの超初心者の方を対象に、オーディオインターフェースとして人気の YAMAHA AG03MK2(以下 AG03 と略記)、同じく DAW(Digital Audio Workstation)として人気の高い Windows 版 Cubase 12(以降 Cubase と略記) 、及び Waves プラグイン (NS1, MV2, DeEsser, REQ, L1, WLM) を使って高品質なボーカル録音をおこなう 手順について

  • 利用機材/アプリの紹介
  • AG03 の利用に向けた準備手順
  • Cubase を使った Audioトラック録音手順
  • Waves プラグイン (NS1, MV2, DeEsser, REQ, L1, WLM) の利用手順

の順に紹介しています。

この記事がボーカル録音に挑戦してみたいけれど、いまひとつイメージがよくわからないという超初心者の方に向け少しでもお役に立てば幸いです。

利用機材/アプリの紹介

この記事の中でボーカル録音するために利用した機材/アプリは以下のとおりです。また Cubase は Windows 10 搭載 PC上で Cubase Pro 12 を使用しています。

  • Cubase Pro 12
  • YAMAHA AG03 MK2
  • USB 電源アダプタ
  • USB Type-C – Type A ケーブル
  • オーディオテクニカ コンデンサーマイクロホン AT2020
  • オーディオテクニカ キャノンケーブル ATL458A/3.0
  • DOIBETTER 卓上マイクスタンド&ショックマウント&ポップガード デスクトップマイクスタンドセット
  • リフレクションフィルター
  • ソニー イヤホン 重低音モデル MDR-XB55

AG03 の準備手順

AG03の電源準備

AG03 はカタログ上 Windows PCからのUSB給電ができますが、PC側からのノイズを未然に防いだり、動作を安定させる意味でAG03へはUSB ( Type-C – TYPE-A) によりUSB電源アダプタから電源供給します。

AG03のPCとの接続

AG03と Windows PCとの付属接続ケーブルはUSB2.0 (Type-A -Type-C)になっているので動作の安定性を確保するためにPC側のUSB3.0(青ポート)ではなくUSB2.0(白ポート)ヘ接続することが必要です。

 

ASIOドライバのインストール

次に Windows PC環境で AG03を動作させるために以下の YAMAHA公式サイトからASIOドライバ(注1)をインストールします。

ノイズ、音切れ対応

AG03の導入にあたり録音したAudio信号に対する音切れが発生する場合があるので、必要に応じて以下の公式サイト等を参照し Windows PCの BIOS 設定画面の中で Hyper-Threading(注2) 機能の無効化なども実施します。

考え方としては、ASIOドライバ/USB2.0を通じて極めて高速に行われている通信を妨げる一切の処理を排除することが必要で、そういった意味で Audio 録音中に

  • インターネットへのWEBアクセス
  • Yotube 動画視聴
  • Windows Server / Active Directory の同時利用

等も音切れの原因になります。

そういった意味で、Cubase をインストールするPCのアカウントはローカルアカウントがお勧めです。

(注1) ASIO(Audio Stream Input Output): Steinberg(スタインバーグ)社が策定したドライバの規格で、PCを使って音楽制作するときにレイテンシー(音の遅延)、音質の劣化などの問題を解決するために利用します。詳細はNAGA(ナガ)さんが書かれた以下の良記事を参照してください。

(注2) Hyper-Threading : Windows PCの中で、一つのプロセッサコアを擬似的に二つに見せかける同時マルチスレッディング技術(SMT:Simultaneous Multithreading Technology)の一種で、一つのコアで並行して二つの命令の流れ(スレッド)を実行します。

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PCの BIOS設定画面

AG03の外観と使い方

以下は AG03 を上から見た写真になります。

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YAMAHA AG03 MK2 外観図

AG03には写真のようにマイク入力の音量調整用にたくさんのツマミ、フェーダ、SWがあります。

マイク入力音量が小さいと、Cubase側のAudioトラック録音時のS/N比(信号/雑音比)が相対的に悪くなるため、マイクに大きな声を入力したときにPEAK LEDが点灯しない程度にフェーダ、GAINツマミ、PADを調整して入力レベルを決めます。

またAG03にはマイク入力に対し音量調整/周波数調整/残響音効果を与える機能がありますが、Cubase 内のプラグインの機能的にダブっていること、これらを利用した場合Cubase内のプラグインと干渉することから、これらの機能はOFFしておきます。

またコンデンサーマイクで歌を歌う際はマイクに近すぎると音割れするので、マイクから40~50cm程度口から離してボーカル入力します。

名称 推奨設定値 機能概要
+48 V電源SW OFF/ON コンデンサーマイクに+48Vのファンタム電源(注3)を供給します。コンデンサーマイクを接続する前にOFFし、コンデンサーマイクを接続したらONします。
フェーダ 太線の位置 フェーダーを下(マイク音量小)から上(マイク音量大)にスライドしマイク入力レベルを大まかに決めます。
GAINツマミ 3時の方向 GAINツマミを左(マイク音量小)から右(マイク音量大)に回してマイク入力レベルを細かく決めます。
PAD OFF 入力信号が大きいときに音量を減衰します。このSWは主にLINEからの入力信号が大きいときにこれを減衰するのが目的なのでマイク入力時にはOFFにします。
COMP/EQ OFF マイク入力に音量調整/周波数調整効果を与えます。
Reverv OFF マイク入力に残響音効果を与えます。
MUTE ON/OFF マイク入力に対するフェーダ、GAINツマミの設定を変えずにマイク信号のON/OFFをするとき使用します。
STREAMING OUT INPUT MIX LOOP BACK にするとPC側のカラオケ、メトロノーム等の出力がマイク入力に回り込んでしまうため、INPUT MIXにします。

 

コンデンサーマイクAT2020 は以下のように設置します。

  • AG03の電源OFF、フェーダが一番下になっていることを確認
  • コンデンサマイクをキャノンケーブル ATL458A/3.0を使って AG03 の MIKE 入力端子に接続
  • 卓上マイクスタンドを使ってコンデンサマイクを固定
  • コンデンサマイクへの直接的な息の吹きかけをポップガードを使ってガード
  • またマイクロフォンが部屋内の反響音を拾わないようにマイクの背面をリフレクションフィルターでガード
  • AG03 の電源を入れ、+48V電源SWを押してコンデンサマイクにファンタム電源を供給

また自宅での録音時には冷蔵庫等から離れた場所を選び、クーラー、換気扇、扇風機等音を発する家電製品のスイッチを切ります。

(注3)ファンタム電源はコンデンサーマイクを動作させるために必要な+48V電源です。微弱な電流のためファンタム(おばけ)電源と呼ばれているようです。

Cubase を使った Audio トラック録音手順

ASIOドライバーの確認

まずCubase が AG03 からの Audio 信号を処理できるように Cubase のスタジオ設定で AG03 の ASIO ドライバー と接続しているかを確認する必要があります。

具体的にはAG03とPC間のUSB接続、AG03の電源ON を確認後、 Cubase のメニューから

スタジオ > スタジオ設定

を選んで現れる以下の画面で

ASIOドライバー : Yamaha Steinberg USB ASIO

となっているのを確認し(この項目のデフォルト値は Generic Low Latency ASIO Driver となっています)、なっていない場合にはこれを Yamaha Steinberg USB ASIO に変更します。

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Cubase 12 スタジオ設定

オーディオコネクションの確認

同じくCubase が AG03 からの Audio 信号を処理できるように Cubase のスタジオ設定で AG03 の ASIO ドライバー とCubase 内のパス名間の設定(オーディオコネクション)が正しくマッピングされてしているかを確認する必要があります。

具体的には Cubase のメニューから

スタジオ > オーディオコネクション

を選択し、AG03からのマイク入力を設定する「入力」側と AG03 へのスピーカ、ヘッドホンへの出力を設定する「出力」側の両方の設定を確認し、正しく設定されていなければこれを設定します。

入力側の設定

具体的には AG03 はマイク入力端子が1系統のみなので以下のようにパス名 モノラルがデバイスポート Yamaha AG03MK2-1 に正しく設定されているかどうかを確認します。

パス名 スピーカー オーディオデバイス デバイスポート
Mono In 1 モノラル Yamaha Steinberg USB ASIO
 モノラル Yamaha AG03MK2-1

 

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Cubase オーディオコネクション(入力側)

 

出力側の設定

同様に AG03 はステレオ出力端子(パスとしては2系統)があるので以下のようにパス名 左、右がデバイスポート Yamaha AG03MK2-2、 Yamaha AG03MK2-1 に正しく設定されているかどうかを確認します。

パス名

スピーカー オーディオデバイス デバイスポート
Stereo Out ステレオ Yamaha Steinberg USB ASIO
 左 Yamaha AG03MK2-2
 右 Yamaha AG03MK2-1
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Cubase オーディオコネクション(出力側)

Audio トラックの作成

Cubase のプロジェクト内で

プロジェクト > トラックを追加 > Audio 

を選択してオーディオトラックを作成します。

 

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このときの設定は

  • オーディオ入力: Yamaha AG03MK2 – 1
  • 構成:モノラル
  • オーディオ出力: Stereo Out

にします。

オーディオ出力 を モノラル Out にすると、後工程の MIX 工程(注4)でそのトラックに対する PAN 操作(注5)ができなくなるので注意が必要です。

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(注4) MIX工程:プロジェクト内に作成したインストルメント(楽器)トラック、MIDI トラック、Audio トラックの出力を最終的な出力ヘどのような音量、ステレオの左右どの位置に定位させるかを決める作業工程

(注5) PAN 操作: 音をステレオ音声で左右のどの当たりに定位させるかを指定する操作

 

Waves プラグイン(NS1,MV2,DeEsser,REQ,L1,WLM)の利用手順

AG03経由でCubase の Audioトラックに取り込んだ音声信号を楽曲内に取り入れる前に下記の Waves 製プラグインを使用して整えます。

  • ノイズの除去(NS1)
  • 音量レベルのフラット化(MV1)
  • 歯擦音の抑制(DeEsser)
  • 音質の調整(REQ)
  • クリップの回避と音量調整(L1)
  • 音量確認(WLM)

これらの Waves 製プラグインについては Sleep freeks 社さん、DAW LESSON さんの下記の素晴らしい Youtube 動画を参考にしています。

従ってこれら Youtube 動画を参考にして具体的な操作方法および効果を体感して下さい。

この記事内では、この動画で触れられていない利用の前提となる超初心者的なプラグインの指定方法、実際の設定値等について紹介します。

ノイズの除去(NS1)

まず最初に Waves NS1 を使用して「サー」というノイズを除去します。

Cubase で Audio トラックを作成後、その左側にある Inspector 項目内の Inserts の左側にある矢印をクリックして展開後

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その下の欄の右側にある下向き▽をクリックして Waves NS1 のようなプラグインを

Restration > NS1 Stereo

を選択すると以下のようにInsert 配下に NS1 Stereo が設定されます。

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これと同様なことを5回繰り返し、最終的に Insert 配下に以下のようなプラグインを設定します。

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自分も含めた超初心者にとってよくわかりにくい言葉に InsertSends という言葉がありますが、それぞれ以下のような意味になります。
  • Insert … 個々のAudioトラックごとにプラグインを入れたいときに、この Insert に追加したいプラグインを追加していきます。結果として追加されたプラグインは追加された順番に従って処理されます。
  • Sends…リバーブのようにプラグインを複数のトラックに対して一度にかけたいような時にプラグイン、あるいは予めFXトラックを別に作り、そのFXトラックに対して(Insert後の)Audioトラックの音を送り出します。

追加したNS1 の左側の e ボタンをクリックすると以下のような画面が出てきますので、このスライダボリュームを録音済の Audio トラックの音を聞きながら調整します。

調整は一旦スライダーを一番上(100)まであげたあと、左上にある〇SWをON/OFFして効果を確認しながら自然な音になるまでスライダーを下げて行きます。

以下の例では40程度でシャーといったノイズが消えたので、このレベルを調整池値として設定しています。

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Waves NS1

 

音量レベルのフラット化(MV1)

続いて音量レベルのばらつきを押さえ、フラット化します。

一般に人間の発声ではしゃべり初めに声が小さく、そのあと声が大きくなり、さらに時間が建つと音量レベルが小さくなりようやく聞きやすい音量になるといったことがよくあります。

このような状態の録音を何とか同じような音量(音圧)にするのがコンプレッサの役割です。

ここでは先ほどの NS1 同様に左側にある Inspector 項目内の Inserts の左側にある矢印をクリックして展開後

Dynamics> Waves MV2 Stereo

を選択し、追加した MV2 Stereo の左側の e ボタンをクリックすると次のような画面となるので、このスライドバーを調整します。

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Waves MV2

具体的には左から

  • LOW LEVEL (小さい音をどれだけ大きくするかを調整する)
  • HIGH LEVEL(大きい音をどれだけ小さくするかを調整する)
  • OUTPUT(最終的な音量をどのくらいにするかを調整する)

となっているので音を聞きながら調整します。ここでは

  • LOW LEVEL : 6 ~ 12 dB
  • HIGH LEVEL : -6 dB
  • OUTPUT :  -6 dB

を目安に調整します。ちなみに HIGH LEVEL と OUTPUT をマウスで一片に囲むと一緒に動かすこともできます。

歯擦音の抑制(DeEsser)

ディエッサーは「サシスセソ」といった歯擦音(しさつおん)を自動的に検出しそれを「サシスセソ」の音が強く録られすぎる時にそれを調整抑制するためのプラグインです。

左側にある Inspector 項目内の Inserts の左側にある矢印をクリックして展開後

Dynamics> DeEsser Stereo (または Mono)

を選択し、追加した DeEsser Stereo の左側の e ボタンをクリックすると次のような画面が現れるので

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Waves DeEsser

 

  • Audio: SPLIT (狙った帯域のみ動作圧縮をかける),WIDE(一般的なコンプレッサーと同じ動作)
  • Frequency: 狙う周波数を音を聞きながら指定する
  • SideChain: BandPath(設定したフィルタのみをカットする)、HighPass (設定した周波数以上をカットする)
  • Threshold :このレベルを超えたときに動作が始まる閾値
  • Monitor: Audio(実際の稼働モード),Side Chain(イコライザが対象にしている周波数を探すときに使う)

このDeEsserの効果は音を聞きながら確認します。


音質の調整(REQ)

Waves REQ は音質を調整するためのイコライザです。

この Waves REQ には調整が可能なポイント数に応じていろいろなものがありますが、ここでは周波数バンドを調整する6つのポイントを持つ Waves REQ6 を使います。

左側にある Inspector 項目内の Inserts の左側にある矢印をクリックして展開後

EQ> REQ6 Stereo (または REQ6 Stereo)

を選択し、追加した REQ6 Stereo の左側の e ボタンをクリックすると次のような画面が現れるので6つの数字の書かれたポイントをマウスで動かして効果を耳で聞きながら調整します。

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Waves RED 6

これらのポイントは下のようなスペクトラムアナライザ画面で対応する周波数バンドで、例えば音の抜けを良くするために足りない2KHz帯以上を持ち上げクリアで聞き取り易くします。またこもった音を改善するためには150~600Hz低周波部分を下げるといったことを直感的に操作できます。

ちなみにこの操作はポイントをクリックすると下の操作ボタンがそのボタンに対する操作になります。

最後に①を選んで60Hz以下の帯域を減らします(ハイパスフィルタ[ローカット]を有効にします)。

クリップの回避と音量調整(L1)

リミッターは音のピーク割れ(クリッピング:デジタル信号上の音割れ)を防ぐと同時に最終的な音量を調整するためのプラグインです。

左側にある Inspector 項目内の Inserts の左側にある矢印をクリックして展開後

Dynamics> L1 Limitter Stereo

を選択し、追加した L1 Limitter Stereo の左側の e ボタンをクリックすると次のような画面が現れるので

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Waves L1

次に出てくるラウドネスメータを見ながら調整します。

  • OUT CEILING(出力レベルの最大出力値:最大を0dBとしてどれだけ下げるか)
  • THRESHOLD(閾値を下げると圧縮量が増えて音圧が上がります)
  • OUT CEILING: -0.3dB
  • Threshold:18

位で設定してみましょう。

音量の確認(WLM)

こうして設定された音量(ラウドネス)が適正かどうかを確認するために

Waves WLM Plus

を使用して LONG TERM で測定される音量を以下の範囲になるように調整しましょう。
WLM は 左側にある Inspector 項目内の Inserts の左側にある矢印をクリックして展開後

Surround > WLM Meter 5.1

を選択し、追加した WLM Meter 5.1 の左側の e ボタンをクリックすると次のような画面が現れるので

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    Waves WLM Meter

     

    • LONG TERM(会議等: -18 ~ -19 LUFS, 音楽(Youtube):-14 LUFS)

    になるようにL1の THRESHOLD を調整します。

    サンプル曲

    このようにして録音したサンプル曲「いつもありがとね」を以下にご紹介します。素敵な作詞はリル( @re2_Start )さんにお願いしています。

    またもろ羽ゆき( @yukiusa_78)さんとのコラボ曲「青春の旅立ち」も以下にご紹介します。素敵な作詞は同じくリル( @re2_Start )さんにお願いしています。

    まとめ

    この記事では初めてボーカル録音をしてみたいとお考えの超初心者の方を対象に、YAMAHA AG03MK2、Windows 版 Cubase 12 、及び Waves プラグイン (NS1, MV2, DeEsser, REQ, L1, WLM) を使って高品質なボーカル録音をおこなう手順について

    • 利用機材/アプリの紹介
    • AG03 の利用に向けた準備手順
    • Cubase を使った Audioトラック録音手順
    • Waves プラグイン (NS1, MV2, DeEsser, REQ, L1, WLM) の利用手順

    の順に紹介しました。

    この記事がボーカル録音に挑戦してみたいけれど、いまひとつイメージがよくわからないという超初心者の方に向け少しでもお役に立てば幸いです。