この記事では作成した テーブル を マクロ を使って Excel ブックに エクスポート する方法、マクロからこのエクスポート手順を再利用する方法を紹介します。
テーブルのエクスポート
早速前回記事で作成した
T0000_東京都コロナ発症状況_マスタ
テーブル を題材として Excel ブックに エクスポート する手順を紹介しましょう。
Access には テーブル を簡単に Excel ブックに エクスポート する仕組みがあり、一度行った エクスポート 作業を マクロ から呼び出すことができます。
具体的には対象 テーブル を データシートビュー に表示した状態で
外部データ > Excel
を選択すると エキスポート 先の フォルダ、ファイル名 を設定する画面が現れるので、希望の フォルダ名、ファイル名 を選択、入力して OK ボタンをクリックすると対象 テーブル を Excel ブック に エキスポート できます。
エクスポート操作の保存
対象 テーブル を Excel ブック に エキスポート できたら、次の画面で エキスポート操作の保存(V) の前のチェックに✔をつけると
このダイアログ画面が現れるので
名前を付けて保存(A) 欄に記載された エキスポート操作の名前 を確認し、エキスポートの保存(S) ボタンをクリックすると、この エキスポート操作 を保存することができます。
ここで保存した エキスポート操作 は リボンメニュー の 保存済みのエクスポート操作 ボタンをクリックすると現れる、次のダイアログ画面で 実行(R) したり 削除(D) したりできます。
エクスポート操作のマクロ登録
またこの エクスポート操作 は マクロ の中から呼び出すことができます。
今保存した エクスポート操作 を マクロ から実行できるように
M0000_作成_東京都コロナ発症状況_マスタ マクロ の上にマウスを移動し、右ボタンをクリックして コンテキストメニュー からデザインビュー(D) を選択すると
マクロビルダ画面 が現れるので リボンメニュー の 表示/非表示 欄の全てのアクションを表示 ボタンをクリック後
マクロビルダ画面 内の リストメニュー から保存済みのインポート/エクスポート操作の実行を選択し
保存済みのインポート/エクスポート操作の名前 で先ほど作成した
エクスポート-T000_東京都コロナ発症状況_マスタ を選択したあと
この マクロビルダ画面 をタグ部の × をクリックして閉じます。
なぜ「保存済みのインポート/エクスポート操作の名前」を選択する前に、毎回リボンメニューの 表示/非表示 欄の 全てのアクションを表示 ボタンをクリックする必要があるのかは 謎 です。
Microsoft の技術者感覚では、こんな「保存済みのインポート/エクスポート操作の名前」なんて使う人いないんじゃね?とでも思ったんでしょうか。
自分これ結構使うんですけどね(笑)。
それでは テーブル の エクスポート操作 に関わる一連の操作を動画で確認しておきましょう。必要に応じて何回か繰り返し見てくださいね。
見づらいときは画面をフルスクリーンにすることをお勧めします。
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この動画の中では エクスポート操作 の
M0000_作成_東京都コロナ発症状況_マスタ
マクロ への登録後、これをダブルクリックして実行確認しています。
その結果、この
M0000_作成_東京都コロナ発症状況_マスタ
マクロの定義に従って
T000_東京都コロナ発症状況_マスタ テーブル を作成し
130001_tokyo_covid19_patients テーブル の全てのレコードを削除し
T000_東京都コロナ発症状況_マスタ テーブル を
T0000_東京都コロナ発症状況_マスタ.xlsx への エクスポートするところまでが一気通貫で実行されていますね。
但し 130001_tokyo_covid19_patients テーブル は既に
の中で全ての レコード が 削除 されていますので、この テーブル をもとに作成される
T000_東京都コロナ発症状況_マスタ テーブル
も レコード 数 が 0 になってしまいます。
これではこの マクロ を
で紹介した
東京都_新型コロナウイルス陽性患者発表詳細 に掲載の CSV データからマスタテーブルを作成するための繰り返し処理として期待どうりに動かせているとは言えませんね。
どうやらこのマクロにはもう一つ
東京都_新型コロナウイルス陽性患者発表詳細 に掲載の CSV データを自動的に
130001_tokyo_covid19_patients テーブル
に インポート する仕組みが必要そうです。
まとめ
いかがでしたか?今回は 作成した テーブル を Excel ブックに エクスポート する方法について紹介しました。
また その エクスポート操作を マクロ に登録してこれを実行する方法についてご紹介しました。
ただこのマクロはまだ
東京都_新型コロナウイルス陽性患者発表詳細 に掲載の CSV データ
から 分析のための マスタテーブル を作成するための処理としてはまだ期待どうりに動かせているとは言えないようです。
次回はこのあたりをご紹介しますので、
で Access VBA の新しい窓を開きましょう。
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